GPT Image 2 プロンプトのコツ 2026|ポスターの文字が崩れない書き方
書き出したポスターを拡大したら、見出しの三文字目がにじんでいる。日付の行に見覚えのない記号が増えている。ブランド名が、この世に存在しない綴りに化けている——「センスが足りない」のではなく、文字の指定が足りないだけです。「gpt image 2 プロンプト」と検索する人は、生成ボタンの押し方で困ってはいません。にじんだ文字、崩れた優先順位、回すたびに変わる作風で止まっています。プロンプトを詩ではなく印刷の発注書(比率・被写体・入れる文言・光・禁止事項)として書くと、読める見出しが出る確率は「高級感のあるポスターにして」とは比較にならないほど上がります。
なお、この記事のコード枠のプロンプトはすべて英語のままにしてあります。日本語で書いても通じますが、英語のほうが指示の解像度が上がり、文字の再現も安定するためです。日本語の説明部分だけ読んで、枠の中はそのままコピーしてください。

GPT Image 2 のプロンプトはどう書けばいい?
毎回この並び順で書けば十分です。発注書のように、決まった項目を埋めていきます。
[aspect ratio], [background], [subject detail],
headline text "...." in [type vibe], subtext "....",
[lighting], [shot], [material],
avoid: blurry text, watermarks, extra fingers, clutter, gibberish
雰囲気の形容詞を足す前に、この六項目を埋め切るのが先です。埋まっていない項目があると、そこはモデルの気分で決まります。
| 項目 | 何を書くか | 弱い例 | 強い例 |
|---|---|---|---|
| 比率 | 縦横比・掲載先 | いい感じの画像 | 1:1 商品メイン/3:4 ストーリー表紙 |
| 被写体 | 判別できるモノ | 高級感のある商品 | 中央にガラス製の美容液瓶、下に淡い映り込み |
| 文言 | 一字一句 | セールの文字を入れて | 見出しは “LIMITED OFFER” |
| 書体感 | まず可読性 | 凝ったアート書体 | 太めのポスター用ゴシック、印刷レベルの鮮明さ |
| 光 | 場の光源 | エモい感じ | ソフトボックスのスタジオ光/窓からの横光 |
| 禁止 | 明示的に禁じる | ダサくしない | 文字のにじみ・透かし・意味不明な文字を禁止 |
実践ルール: 見出しは短く。長い訴求はタイトルと sub に割る。文字が通ってから、雰囲気の言葉を積む。
配色に迷ったら Adobe Color が早いです。色相と明度の関係は Wikipedia: 色彩理論 や MDN: CSS color を眺めるだけでも語彙が増えます。「高級感のあるブルー」より「濃紺の地に白文字、コントラスト高め」のほうが確実に効きます。
用途別のプロンプト例はどこから真似すればいい?
商品・縦型表紙・図解・UI の四つを押さえれば、実務の八割は回ります。それぞれ検証すべき点が違うので、最初に何を確かめるかまでセットで覚えてください。
商品メインカット
1:1 pure white product shot, glass bottle centered, soft reflection,
headline "Repair in 7 days", small line "for sensitive skin",
studio softbox, clean, avoid: gibberish, fake logos, watermarks
縦型 SNS 表紙
Vertical 3:4, half-body portrait, soft light, simple backdrop,
large title "Learn in 5 minutes", subtitle "beginner-friendly",
bold print headline, avoid clutter and soft type
図解・説明スライド
16:9 diagram, three icon columns with short labels, title "3 steps to start",
flat illustration, high contrast, every label must be legible,
avoid dense paragraphs and decorative script
アプリ画面のモック
Phone app home mockup, dark mode, large green "Start" button,
status "12-day streak", four short tab labels,
crisp UI text, no fake system logos, no gibberish
| 用途 | 文字の方針 | 最初に確認すること |
|---|---|---|
| EC・商品 | 訴求は 6〜8 語以内 | 白地とのコントラストと綴り |
| 縦型表紙 | タイトルと sub の主従を明示 | 余白の安全域と文字サイズ |
| 図解 | 列ごとに短いラベル | 揃いと読みやすさ |
| UI | 画面内の文言を一覧化 | ボタンとタブの鮮明さ |
そのまま試すなら ChatIMG の GPT Image 2 から。機能の概要は GPT Image 2 の紹介ページにまとめてあります。

なぜ文字が崩れる?読める文字を出す指定は?
文言を「ヒント」ではなく「仕様」として渡すと崩れなくなります。GPT Image 2 は文字の再現が得意なモデルですが、得意さが発揮されるのは指定が具体的なときだけです。次の五点を順番に守ってください。
- 入れる文字は引用符で正確に: “SUMMER SALE” / “OPEN”
- 主従を言葉で決める: 大見出しは太く中央、上部の安全域に
- 筆記体より印刷書体を先に: 装飾書体は最後、必要なら
- 一回につき重要な文字は一組だけ: 日付と価格とブランド名を同時に詰めない
- 文字直しは専用のターンで: 構図は固定したまま、文字だけ直す
言語の混在は問題ありません。ブランド名は原語のまま残し、指示文は自分が一番正確に書ける言語で書きます。型番やバージョン表記は文字数が少ないほど成功率が上がるので、短く切って「accurate spelling」を添えてください。
実践ルール: それでも文字が崩れるなら、まず短くする。次に「accurate spelling / print font / no gibberish」を要求する。装飾の言葉を足すのは逆効果。
指示の明確さはモデル全般に効く技術で、OpenAI Help の考え方もそこは同じです。書体まわりの語彙(サンセリフ、ウェイト、コントラスト)は MDN: font-family が意外な参考になります。
ネガティブ指定はどこまで書けばいい?
最小限から始めて、実際に出た失敗を一つずつ足すのが正解です。禁止事項を先回りで盛ると、肝心の positive な指定が薄まって逆に精度が落ちます。
標準のネガティブ集
- blur, low-res, double exposure
- watermark, random logos, gibberish text
- extra limbs, malformed hands
- overexposure, cluttered background, stray caption bars
作風がぶれたときの対処表
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| 回すたびに作風が変わる | 当たったプロンプトを丸ごと貼り、被写体の名詞だけ差し替える |
| 色がじわじわずれる | 主役の色と対になる色を名指しする |
| 直すほど悪くなる | 直前の良かった一枚に戻し、修正は一文だけ |
実践ルール: 作風がぶれたら、当たったプロンプトをそのまま貼り直し、被写体と引用符の中身だけ入れ替える。
美容系の色ツールに広げたい場合はパーソナルカラー診断やイエベ・ブルベ判定のページが起点として使えます。

書き出す前に何を確認すればいい?
以下の七手順を上から順に走らせれば、やり直しはほぼ消えます。手順の要点は「複雑な要素を足すのは、文字が通ってから」です。
- モデル画面または紹介ページを開く
- 白背景 + 短いタイトルで通す(人物や小物はまだ入れない)
- ブランドカラーと素材感を足す
- 人物・小物は文字が通ってから追加する
- まだ文字が崩れるなら「文字だけ直す。構図は維持」の一ターン
- 書き出し前確認:綴り・余白・コントラスト・透かしの有無
- 完成プロンプトをチームのドキュメントに保存する
| 確認項目 | 合格ライン |
|---|---|
| 綴り | 指示と一字一句一致している |
| コントラスト | スマホのサムネイルで読める |
| 主従 | タイトルが sub より明らかに大きい |
| 清潔さ | 意味不明な文字や謎の記号がない |
| 再現性 | 同僚が同じプロンプトで近い絵を出せる |
Google の役に立つコンテンツの考え方はここにもそのまま当てはまります。飾る前に、仕事(読める文字・正しい比率)を終わらせる。
よくある質問
プロンプトはどのくらいの長さがいい?
英語で 40〜90 語が扱いやすい範囲です。長すぎるプロンプトは自分の中で指示が矛盾しはじめます。矛盾した長文一発より、短い土台 + 修正二回のほうが速く着地します。
日本語と英語を混ぜてもいい?
問題ありません。ブランド名は原語のまま、構造の指示は一つの言語で統一するのがコツです。画面に出す文言は必ず引用符で囲ってください。
文字がまだ崩れるのはなぜ?
行が長いのが原因であることがほとんどです。短く切り、印刷書体と正確な綴りを要求し、文字だけを直す専用ターンを一回入れます。日付と価格は二行目に逃がしてください。
GPT Image 1 向けのプロンプトは使い回せる?
構造(比率 + 被写体 + 文言 + 光 + 禁止事項)はそのまま通用します。文字の再現が強くなった分、「アートな書体」に頼らず印刷書体寄りの指定にしたほうが結果は安定します。
ネガティブ指定は多いほどいい?
いいえ。増やしすぎると positive な指定を押しのけます。最小セットから始め、具体的な失敗が出たときに一つだけ足す運用にしてください。
商用利用で気をつけることは?
他社商標の偽造や、許諾のない人物の肖像は避けてください。利用するサービスの規約に従い、生成の記録を残しておくと後から説明できます。OpenAI 製品の規約面は OpenAI Help が出発点になります。
複数行の見出しや多言語ポスターはどう作る?
一行の見出しが安定してから、要素を一段ずつ増やすのが安全です。いきなり全部盛りにすると、どこが効いたか分からないまま夜が終わります。
複数行の主従。 画面に出る文字列は一つずつ独立した引用符に入れ、役割を名前で指定します(主見出し・副見出し・脚注)。三つの文字列を「テキストを入れて」の一言でまとめると必ず崩れます。
多言語ポスター。 言語ごとにブロックを分け、英語の見出しを先に、その下に短い日本語の副見出しを別の引用符で置きます。どちらが上に来るかも明示してください。一つの引用符の中で二言語を混ぜるのは、ブランド表記上どうしても必要なとき以外は避けます。
作風を保ったままの量産。 当たったプロンプトを複製し、商品名・引用符内の訴求・アクセントカラーだけを変えます。統一感のあるキャンペーン一式が必要なら、その間にスタイル記述を「改善」してはいけません。
禁止事項は時間をかけて育てる。 最小セットで始め、具体的な失敗(指が増える、偽のロゴが出る、日付が二重になる)が出たときだけ、その一項目を社内テンプレートに追記します。数か月かけて、短さを保ったままの自社版ネガティブ集ができあがります。
実践ルール: キャンペーンの統一感は、プロンプトの 8 割を凍結して 2 割の名詞だけ差し替えることから生まれる。毎回「シネマティックな高級照明」を書き直すことからではない。
| 目的 | 凍結する部分 | 差し替える部分 |
|---|---|---|
| 同じブランドで新商品 | 光・書体感・レイアウト | 商品名と訴求 |
| 同じレイアウトで見出し比較 | 視覚要素すべて | 引用符の見出しだけ |
| 同じ訴求で別の掲載先 | 訴求と商品 | 比率と余白の安全域 |
ブランド配色を詰めるときの直感づくりには、NASA の可視光解説が、画面上でコントラストや色相がなぜそう見えるかの平易な復習になります。
最初の一枚は何から作ればいい?
壮大なシネマティックカットから始めないでください。白背景に短い文字を通すところから始め、チェックリストに沿って複雑さを一段ずつ足していきます。
- 生成する:chatimg.ai/ja?model=gpt-image-2
- 紹介ページ:GPT Image 2
- トップ:chatimg.ai/ja
- 色の診断ツール:パーソナルカラー診断・イエベブルベ判定
うまくいく GPT Image 2 のプロンプトは、詩的である必要はありません。発注書に近いほど強くなります。
— ChatIMG.ai チーム